きんぎょがにげたのねらいって何だろう?
きんぎょがにげたのねらいは
「集中力・観察力が育つ」
「自分で考える力が養われる」
という効果が期待できることです。
対象年齢は、1歳からがおすすめ!
そこで今回は、大ベストセラー絵本「きんぎょがにげた」について、対象年齢別にねらいをまとめました。
きんぎょがにげたの可愛いグッズについても、記事の後半でご紹介します。
- きんぎょがにげたの対象年齢別ねらい
- きんぎょがにげたの伝えたい事
- きんぎょがにげたの続編
- きんぎょがにげたのグッズ
\Amazon口コミのベストセラー!/
きんぎょがにげたの作品情報・あらすじ
きんぎょがにげたの作品情報
- 発売:1982年08月31日
- 作者:五味 太郎(ごみ たろう)
- 出版社:福音館書店
- 価格:990円(税込)
- 発行部数:2020年に300万部を突破
きんぎょがにげたは有名な大ベストセラー絵本。
なんと40年以上にわたり、累計300万匹のきんぎょが逃げつづけている計算です…!
あかちゃんがふれる、はじめての絵探し絵本・決定版!
きんぎょがにげたのあらすじ
きんぎょがにげたは、レトロで色彩豊か、とても美しい絵本です。
きんぎょがにげたのあらすじ
「きんぎょが にげた」「どこに にげた」
1匹のきんぎょがかくれんぼしながらにげる、を繰り返すシンプルな絵本。
毎ページ、きんぎょが何かにまぎれているけど見つけられるかな?
子どもは繰り返しが大好き。
きんぎょがにげたのあらすじはとってもシンプル。
公式チャンネルでは、きんぎょがにげたの動画を全ページ観ることができておすすめです!
きんぎょがにげたの対象年齢
きんぎょがにげたの対象年齢は、1歳ころからがおすすめ。
0歳からずっと読み聞かせているという方も多く、子どもの成長も実感できるので、対象年齢別にねらいをお伝えします。
きんぎょがにげたのねらい
きんぎょがにげたは、シンプルな絵探し絵本でありながら長く楽しめるため、0歳~5歳までに分けてまとめました。
きんぎょがにげたのねらい:対象年齢0歳
きんぎょがにげたは、追視ができるようになる2~3か月の赤ちゃんからはじめられます。
ママパパが指指ししながら声掛けできるので、絵本とふれあういい機会になりますよ。
きんぎょがにげたのねらい:対象年齢1歳
きんぎょがにげたを指差しするようになるのはいつからか気になりますよね。
指差しのめやすは1歳2ヶ月~4ヶ月といわれています。
1歳を過ぎて指差しをするようになると、今度は絵探しを楽しめるようになりますね。
かくれているきんぎょを、小さな指で指差しする姿はとってもかわいくて癒されます。
絵探しをすることで集中力・観察力を養えるので、粘れる子になります。
「楽しい」経験をすることで絵本好きな子に!
1歳半検診のチェック項目になっている、指差しの練習にもちょうどいいね!
きんぎょがにげたのねらい:対象年齢2歳
2歳は、日常生活が積み重なりいろいろ理解しだすころ。
イヤイヤ期なんていう呼び方をすることもありますね。
このころになるときんぎょ以外のものを探すことができるようになります。
「ピンクのキャンディーは何個?」などと問うことで、さらに集中力を養う遊びができますよ。
また、実際に「きんぎょがにげた遊び(かくれんぼ)」もできるようになり、遊びの幅が広がります。
数を数える練習になります。
さらに集中力を養えます。
かくれんぼは「見えないものを見つける」ために「考える」ので想像力を育てます。
絵探し絵本をほかにも探しているなら、うずらちゃんのかくれんぼもおすすめですよ。
きんぎょがにげたのねらい:対象年齢3~4歳
遊びが進化し、きんぎょを作るところからはじめ、隠して見つけあう「かくれんぼ」もできるようになります。
「何でつくるか」「どう隠すか」という取り組みを通して、自分で考える力を養います。
見つけたときの達成感は「嬉しい・楽しいという気持ち」+「情報処理能力や集中力を高めてくれる」という相乗効果があります。
きんぎょを作って実際に遊んでいる方のレビューがこちら!
達成感を得るのは大人にとっても大事なことだよね。
子どものうちからいっぱい経験させてあげたい!
きんぎょがにげたのねらい:対象年齢5歳
年長さんになるのが、5歳から6歳になる学年。
お兄さん・お姉さんになることを求められ、頑張っている子どもにとって、心の安定が得られるきんぎょがにげたをゆったり読むことで、ゆれる心が落ちつきます。
絵本のコミュニケーションを通して情緒が安定すれば、小学校へ上がってさらにやることが増えても頑張れる子に育っていきます。
文字に興味をもつようなら、読む練習を見守り、少しでも読めれば褒めてあげることで自己肯定感がアップします。
長女が次女にたどたどしく読み聞かせていたことがあり、2人が小さい背中を丸めて読んでいる姿が鼻血が出るかと思うくらい可愛かったです!
きんぎょがにげたは結局何歳向け?
きんぎょがにげたの対象年齢は何歳かというと、0~5歳ころとお伝えしています。
いい絵本の特徴のひとつは「年齢を選ばない」こと。
きんぎょがにげたも、年齢問わず長く楽しめる、すばらしい絵本です。
興味をもつタイミングは子によりますが、いろいろなあそびをとおすことで発達に影響を与えてくれるのが嬉しいですね。
きんぎょがにげたは幼児向けでありながら、児童書への架け橋まで担ってくれる知育絵本といえるでしょう。
きんぎょがにげたはパパもあそびやすいから、全年齢対象かと思ったこともあります(笑)
きんぎょがにげたの「伝えたい事」
きんぎょがにげたの伝えたい事は何でしょうか。
絵本には作家の想いが込められているといいます。
答えは、五味太郎さんと朝日新聞のインタビュー記事にしっかり載っていました。
「絵本を通して伝えたいことはありますか」という我妻さんの質問に、「ないよ。もしあったら渋谷で演説してる」と五味さんは笑います。絵本は、五味さんにとって主義や主張を表現する場ではないようです。
ただ、「自分で考える力」を子どものころから身に着けてほしいと言います。
「絵本のために絵本を描いて絵本なんだよ。だからいい。」
出典:朝日新聞DIALOG
この純粋な感性と、徹底した子どもを大事にしている目線すごくないですか?
ちなみに長女によると、最後のページはやっと好きな子にあえたから「もうにげないよ」なんだそうです。
もうにげないよ、なんだね!と言ったら教えてくれました
きんぎょがにげたには続編がある
五味 太郎さんの世界観に共感したら、きんぎょがにげたの続編、ひよこはにげますもおススメ。
きんぎょがにげたとの大きな違いは、きんぎょがにげたのラストが「もう にげないよ」に対し、ひよこはにげますは最後まで「おうちに にげます」と逃げきる点。
読み比べても楽しい♪
絵本ナビで口コミをチェックするならこちらから
きんぎょがにげたのレビュー
実際に読み聞かせした方々のレビューもご紹介しますね。
【ママの声】絵本好きのきっかけ。
もうすぐ4歳の子がいますが、
本当に!!!絵本が大好きな子に育ちました!
必ず毎日寝る前、3冊~5冊読み、本屋さんも大好きで、
毎月新しい本を買い、図書館も通ってます。でもすべての始まりは、この本でした。
引用:絵本ナビ
【パパの声】0歳のころから大好き!
ゼロ歳児の後半から、折に触れて読んであげていました。
引用:絵本ナビ
・・・これは、いい!
【じいじ・ばあばの声】子どもと楽しんだ本、今孫が夢中
子育ての時期に何度となく開いたこの本、
引用:絵本ナビ
今、1歳になる孫がお気に入り。
先日初めて本棚から見つけてきて以来
毎日のように開いています。
【せんせいの声】大好き!
評価の星が5つでは足りないくらい大好きな絵本です!
絵の中に隠れている金魚を探していくものですが、その金魚がとってもかわいくて…。我が子が一番最初に大好きになった絵本でもあります。
引用:絵本ナビ
口コミ平均4.78と非常に評価がたかい「きんぎょがにげた」
【イマイチな声】0歳児にはいまいち…
「ミッケ!」系の人気定番絵本なので与えてみたのですが、まだいまいち反応がありません。
引用:絵本ナビ
文章量がかなり少なめなので、赤ちゃんに読み聞かせというよりは、リアクションとれるようになった頃が良いかも。
でももう少し大きくなると、きっと「わかった!」と見つけて嬉しそうな顔をするのでしょうね。
0歳だと目に見える反応がないこともあり、あれ?と思うかもしれません。
もし期待した反応がなかったとしても、あかちゃんは全身で絵本の世界を感じ取っています。
ママに負担がない程度に、読み聞かせて上げてみてね♪
きんぎょがにげたのグッズはかわいい
きんぎょがにげたのグッズは種類がとっても豊富です。
※それぞれの画像クリックで絵本ナビの公式グッズページへ飛びます
常にランキング上位、きんぎょがにげた ハンカチ
絵本ナビショッピング きんぎょがにげた特設ページでは限定グッズもあり、目移りしちゃいます。
入園・入学に合わせて、きんぎょがにげたグッズで準備を整えれば、新しい生活がもっと楽しみになるかも!
グラニフとのコラボ商品はオシャレで、赤ちゃんだけでなくキッズ、レディース、メンズもあるのでプレゼントにもおすすめです。
きんぎょがにげたのかわいいグッズをまとめた記事は、きんぎょがにげたのグッズや店舗をご紹介!お揃いコーデや入学・入園準備にもからどうぞ!
きんぎょがにげたのねらい・まとめ
きんぎょがにげたは、公文がお勧めしている絵本の1つです。
わが家では長女が1歳、次女が0歳のときからきんぎょがにげたを読んでいます。
何度か読むと、ページをめくった瞬間にきんぎょを指さして教えてくれ、喜びにあふれた笑顔に疲れが吹っ飛んだものです。
何度も何度も遊んだので、破れたりシールが貼ってあるページもあります。
でも、ぼろぼろになっても、ずっと手放さずに手元に置いてあります。
きんぎょがにげたは、五味 太郎さんの純粋な感性と、徹底した子ども目線の想いが込められている、物語絵本への架け橋にもおすすめの、懐の深い絵本です。
ぜひきんぎょがにげたでたくさん遊んでください!
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